なぜだろう。たぶん、帝国にまだハマりきれなかったから、というのが大きいのかも。帝国は普通におもしろいです。なかなか夢中になりそうとも思いました。
でも、なんとなくこの前ホロウ買っちゃったんですよね…。ずいぶん前に買った本編も未プレイなのに。
それにちょっと押されたからというだけの事だったんだと思います。
…こりゃすっごいや。ダメだ。ハマる以前に抜けられない。気付いた時には怒濤のように進めてました。
まあそもそも空の境界を読んだ時点でわかってはいましたが、この人の文章・世界観・キャラ自体が非常に好み。
プロローグからしてただただ引き込まれるだけ。なにか違和感は感じるものの進めるしか道はないし、戦闘シーンはガンガン進んでいく。
本編開始直後、もうそんな初っぱなでヤられましたからね。とにかく私の大好きな人物入れ替え・混乱系。どんどん読み進めていたので、本編が始まるまで主人公が誰かまったく気付いていませんでした。
ゲームを開始してからずっとオフィシャルのキャラクター紹介と首っ引きでプレイしていたのに(していたせいで?)…、本当に軽くヤられました。納得の後からじわじわと「まさか…」が来るくらいで。後から思うと何で気付かなかったんだろうと思ってしまうようなことなのに。
そこで墜ちたも同然。あとはとにかくバッドを拾いつつ最後まで向かっていました。
このゲームに声があったらどうなっていたんだろう…と思わず想像してしまいます。ボイスなしでありながら、声が聞こえてくるような世界は久々でした。
ただ、これだけ長いと、もしボイスがあったら途中でうざくなりそうですが。
プレイ日記というかプレイ後の感想というか。
以下、本気で人に見せるために書いた文ではありません。ただ、思いを吐き出したかっただけの自慰行為。
さすがにそれはまずいので多少は体裁整えましたが、一部は変えようがないのでそのまま。凛ルートは見逃して下さい…。
一応ネタバレは反転していますが、ヘタすると全部にしなくてはいけなくなるため、ネタバレすぎる部分だけに止めています。
知ってしまうとプレイ時におもしろみが半減とまでいかなくても、驚きが減るかもしれない事実が含まれている可能性があるので、未プレイの方は読まない方が良いかも。
■Fate
まずはセイバールート。
普段ならしっくりこないこのエンディング。
もともと、めでたしめでたし的なハッピーENDをこよなく愛しているので。
でも、この展開の前にはこれしかないと思ってしまう…。
納得するほかに道はないとすら感じました。
これがTrue Endなんだと。
さらに常とは違い、ハッピーENDは見なくていいとも感じています。
見てみたいと思わなくはありませんが、それで何かが壊れるなら無い方がいいや。
(実は凛ルート終盤からこのテキスト書き始めたので、セイバールートの感想は思い出しながらでラストのみ。セイバールートも戦闘シーン含めて感嘆してはいましたが、過程が凛ルートに押し流されてしまった…)
再プレイ時に思い出したこと。
『ほほをつたう』が非常に好きです。たぶん最終戦やエピローグ以上に。
士郎の自分を貫く一言が非常に印象的。
その後の『葛藤』『ゆずれぬとが』もさらに好き度をアップさせる要因。
初めてセイバーではなく士郎寄りになった瞬間でした。
この一連のシーンがなければ主人公を気に入ることは出来なかっただろうなぁ。相変わらず共感は出来ないままですが。
■Unlimited Blade Works
そして期待の高まる凛ルート。凛のようなキャラは大好物。
オープニングムービーの芸が細かいですね。
ラスト。これはGoodEndの時しか発生しないのですが、ラスト直前の“彼女が一番初めに契約し、最後にその責務を果たしてくれた、もう一人の騎士の姿”という文がなんだかお気に入りです。
そして、当然ラストのセリフも。
「答えは得た。大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから」
いつもならそう泣けるシーンではないのに、不思議と眼が熱く…。
二人が相対しているだけなのになぜか。
でも決してボロ泣きというわけではなく、かすかに感じる程度。もうこれは圧力だなぁ。押し出された感じ。ホント、演出うまいなぁ。
やっぱアーチャーは最高だ…。
個人的にはそのラストのよりも、「私を頼む。知っての通り…」よりも、
「残念だったな。そういう訳だ、今回の聖杯は諦めろ凛」
が一番好きなセリフだったりします。
いつもの、日常的なやりとり。
そして、Anser。
感動。純粋に感動。圧倒されました。
ずっと読み続けて、エンディングが終わって気を抜いた所で、一気に圧力が来ました。これがそれまでのシナリオの重みなんだろうなぁと思います。
正直きっと今回の設定のすべては理解できていません。細かい部分はわかっていない自信があります。が、それでもいい気がしています。今はただ感じているものがすべてなのかなぁ、と。
いつもは気になる部分は徹底的に理解するまで調べるタチなんですが。
脳みそがオーバーヒートしそうだ…。
特殊エフェクトと戦闘シーンのSEも気分を興奮させてる要因ですね。あれは本当に気がはやる。ちなみにSE音は最大です。
キャラ萌えも含めてものすごく好きなルートではありましたが、本当は好きな展開ではありませんでした。特にだんだん本質が見えてくるかのような中〜終盤が。6日目・柳堂寺境内『アーチャーVSキャスター』でのアーチャーと士郎の掛け合いなんかは、期待通りで良い感じだったんだけどなぁ。実際は…。
凛とアーチャーのコンビが好きだったので、セイバールートで見たような日常を期待していたらしい。共闘するのかと思っていました。強い言い方をすれば、期待・願望を裏切られたというのが一番近いのかな?
ただし、ラストのアーチャーはまさに期待していた男で最高でした。笑顔は意外でしたが、あれだけでお釣りが来ます。
個人的には期待していたようなアーチャーをずっと見ていたかったのですが、設定としてあのラストまでは無理なのでしょうね。
でも、微妙な展開だなぁと思いながらも、やはり興奮し、感動しました。
ついでにツンデレ大好きなので士郎&凛のカプは非常に好み。個人的にはセイバーより凛ですね。ていうか凛大好きだー。
しかし、やはり喧々囂々でほのぼのな凛&アーチャーが大好きではあるので、それっぽいファンディスクに期待しています。
「了解した。地獄に落ちろマスター」は素晴らしき名ゼリフだと思うのですよ(笑)
1日1ルートのペースで正解だったなぁ。いっぱいいっぱい。すでにセイバーがやや忘れ去られている…。
もう今の私はこれで満足。
桜は…どうなるんだろ。凛&アーチャールートで、もうマイベストなんですが。
グッドENDはいったん寝てから見ようと思います。
グッドEND〜。でもやっぱそこに至る直前のラストは見てしまいます。好きだー。
確かにこれは真相ENDではなくハッピーENDですね。これもひとつの幸せ。
で、再プレイ中。
ああ、このルート、何がいやだったって、アレだな。
凛が大好きだったんだ、たぶん。(そんな思い入れがあるわけではないですが…)
その凛にひどいことしやがってー!というのが強かったのか。ちょっと意外。
ランサーに一番共感できる。一度ならず二度までも…のくだりとその姿勢と。
アーチャーもやっぱ好きだったんだよー。ラストで帳消しとはいえ、展開として好きじゃない。
それでも、一番好きなルート。凛&士郎・凛&アーチャーの掛け合いがステキすぎます。このコンビは好きだー。そして凛視点が好き。
ラストバトルも3ルートの中では一番好きだなぁ。
■Heavens Feel
桜ルート。
ここにきて主人公が今まで貫き通してきた信念を変えるとは思いませんでした。
でも、一番その心情がわかりやすいです。今までの主人公の考え方は、やはり普通の人間ではないので。
しかし極端だなー。
うーん、どうも微妙になってきた。信念変えるくらいなら許容範囲、というかむしろ今作品の最終的な結論として理解できるのですが、ここまで前提条件(だと思っていたもの)が覆ってしまうと今までの2ルートはいったい…? ギルさえも凌駕…。
おもしろくはありますが。
あああ、アーチャーがかっこいいよぅ…。今回の方が背中がよく見えました(たぶん凛ルートでは、情報処理中だったのと希望と相反する展開からか、あまり彼の背中は見ていませんでした。もとより大盤振る舞いだったし。むしろそこらで主人公を見ていた気がする)。
ああ、凛もかっこええな。セイバーが非常に悲しかったけどその直後が凛で良かった。
あー、凛かっこいーよー!! やや反則ですが、桜が充分反則なので問題なし。
うん、士郎もかっこいいっす。ラストの投影は予想外でした。まったく考えてなかった…。あれもアリなのか?
桜もちゃんと良い子ですよ。
体は剣で出来ている。オフィシャルトップにもあるこの文章がホント今作のすべてですね。
決してその他ではなく、間違いなく剣です。
エピローグ終わりました。ライダーがカッコイイ…。立ち絵をCG鑑賞に保存してほしい…。
うーん、ノーマルENDを先に見るべきだったろうか。
とりあえず、トゥルーENDはまさに大団円でさっぱりしました。こういうご都合主義は好きだー。ハッピーEND派です。
ただひとつ、イリヤがなぁ…。何かしらの犠牲は必要なんでしょうが。結局イリヤが幸せになるのは初回だけなのか…。
ああ、やはりノーマルENDの後に桜が満開になるのは若干微妙かもしれない。ハッピーENDの後に満開になって欲しかった。ハッピーEND直後はまさに桜満開な気分だったのですが…。システムの方で制御して欲しくもありますが、攻略条件難しくなるから厳しいかなぁ。
ED曲が微妙。Fate/stay nightの最後を締めくくるものとしてはちょっと格が…。
OP曲は結構好きなんですが。でも、OPムービーは3つあるものだとばかり思っていました…。
ちなみにムービーは2番目の方が好き。燃えます。
ていうか、アニメーションがはまってるなぁ。アリスの大番長で見たOPムービーのアニメはちょっと微妙だったので、ゲームの原画からここまで違和感なく動かせるのかと驚きました。アニメにしやすい原画なんでしょうか?
桜ルートは一番中だるみしたかなぁ。ちょうど週明けということもありましたが、それでも徹夜してでも続きを見ようという気にはなれなかった。
後出しじゃんけん的な部分もイマイチといえばイマイチ。セイバーが…。
後出しなのでナンデモアリになっていますからね〜(計算尽くではあるのでしょうが)。
とはいえ、間違いなく必要な最終ルートであることは確かです。成長物語ですし。
戦闘シーンが今まで見ないものばかりだったのは楽しめました。あと今まで見られなかった日常が見られたりとか…。マーボー…。
凛のプロローグで始まり、凛のエピローグで終わるのは良いです。
凛視点、好きだなぁ。
■etc
54時間で終了ですね。タイガー道場SPも終了。
あー、全部終わってみると、やはり凛編が一番ヒートアップしてたなぁ…、頭の中が。燃える燃える。
というか、クリア後には燃えすぎて情報処理し切れてなかった。
本当に男が漢なゲームでした。彼らのセリフに目を奪われて一瞬読み進めるのを停止したことが何度あったことか。
何気ないセリフなのですが、初回ルートだったせいか未だに記憶に残っているアーチャーのセリフ。
「ところで凛。一つ確認していいかな」
「ああ。時間を稼ぐのはいいが…
別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」
ここで凛同様、一瞬止まってしまいました。集中が途切れた直後、もう燃えた燃えた。
個人的にはランサーの方が漢でしたが。オフィシャルでいわれるバーサーカーも選べなくはありませんが、やっぱ本当に漢だったのはランサーではないかなぁ、と。まあ、おっさんくさい所も含めて。
しかし、漢が熱い中でもメインヒロインが決してそれらに負けていない、むしろ超えられるというところは感嘆するばかり。
Fate/stay night、おもしろかったです。
でも、シーン回想は欲しかったなぁ。
というわけで絶賛作成中。20×15のセーブデータでなるべく全シーン見られるよう調整中。
再度プロローグからプレイし直しています。
オフィシャルの用語集もちゃんと読んだので、設定を理解した上の再プレイは楽しいです。あの用語集は必読ですね〜。疑問点の答えがあるのは良いです。やっぱアーチャーですよ…。
伏線拾いも楽しいなぁ。当たり前ですが、ちゃんとセイバールートにも最初から伏線ありましたよ。
しかし、やっぱ桜ルートの伏線が薄いというか伏線さえ意味がないというか。好意的に判断すればわかるんですけどね…。
今更ながら、いまだにセイバーを美人美人と連呼することに若干の違和感あり。可憐という単語はわかるんですけどね。
ライダーなら美人といわれて納得できるのですが。